慢性経過の心房細動で確認すること
- 12誘導心電図で診断し、症状、発症時期、心拍数を確認する
- 血算、腎機能、肝機能、電解質、甲状腺機能を確認する
- 心エコーで心機能、左房径、弁膜症を評価する
- CHADS2スコアと追加リスクから抗凝固療法の適応を判断する
- 症状と病態に応じて心拍数調節、洞調律維持、カテーテルアブレーションを検討する
抗凝固療法
非弁膜症性心房細動では、CHADS2スコア1点以上で抗凝固療法が推奨されます。使用可能であればワルファリンよりDOACを優先します。僧帽弁狭窄症または機械弁ではワルファリンを使用します。
DOACは腎機能、年齢、体重、併用薬によって用量が異なります。投与前と投与中に腎機能、肝機能、ヘモグロビンを定期的に確認します。
心拍数調節とリズム治療
心拍数調節にはβ遮断薬などを用います。安静時心拍数110/分未満は一つの目安ですが、心不全、症状、左室機能に応じて個別化します。症候性心房細動では、抗不整脈薬やカテーテルアブレーションを含むリズム治療を早期から検討します。

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