覚醒(抜管)時の麻酔薬効果消失は筋弛緩→鎮静→鎮痛の順番で行う

覚醒(抜管)時の麻酔薬効果消失は、筋弛緩薬→鎮静薬→鎮痛薬の順番で行う

麻酔から覚醒させるときに、麻酔薬を中止するが順番が大切
筋弛緩薬→鎮静薬→鎮痛薬の順番で効果消失させる
もしも逆に行うと、痛みがある状態で目が覚めて、筋肉が動かない状態となる

1. 筋弛緩薬
 筋弛緩薬はスガマデクスを使用

2.鎮静薬
 プロポフォールや吸入麻酔薬はリバース(薬剤投与による効果の打ち消し)が出来ない
 投与を中止して時間が経過するのを待つ

3.鎮痛薬
 フェンタニルなどの鎮痛薬はリバース可能だが、過量投与で呼吸が出ない時など限定的

参考文献
麻酔科研修チェックノート

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