術後のシバリング(ガタガタ震える現象)はなぜ危険か?

麻酔科

酸素需要が増加し、心筋虚血のリスクが上昇する

麻酔中は末梢血管拡張により中枢から末梢への熱の移動が起きるため、体温が低下する。
術後低体温は覚醒時のシバリングを引き起こし、高血圧、頻脈から心筋虚血のリスクが上昇する。

低体温は、 麻酔からの覚醒遅延 、凝固障害、術後創部感染の増加、など様々な合併症が報告されている。

参考文献
UpToDate

シバリング

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