血液ガス分配係数とは ゴロ 覚え方

麻酔科

血液ガス分配係数とは

血液/ガス分配係数とは37℃、760Torrにおいて血液1mlに溶けるガスの量(mL)

血液/ガス分配係数は、血液と肺胞内気体との間の濃度比であり、吸入麻酔薬の血液への溶解度を表す。別の言い方をすれば、血液/ガス分配係数は、吸入麻酔薬の導入・覚醒の速さを表す。

吸入麻酔薬は血中で飽和することで中枢に作用するため、血液/ガス分配係数が小さいほど血液に溶けにくく(飽和しやすく)、導入及び覚醒が速やかである。

血液/ガス分配係数が低い薬剤:導入速い、覚醒速い
血液/ガス分配係数が高い薬剤:導入遅い、覚醒遅い

血液ガス分配係数

覚え方

導入・覚醒が速い順から「小生の絵はメーテル」
笑気、セボフルラン、イソフルラン、エンフルラン、ハロタン、メトキシ、エーテル

ゴロ 血液ガス分配係数

速い順から
小:笑気
生の:セボフルラン、イソフルラン
絵:エンフルラン
は:ハロタン
メ:メトキシ
ーテル:エーテル

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